Bear から Notion への移行
「ブログを書くこと」を抱負の1つに入れてしまったので書きます。
動機
- Notionを日々のプライベートのタスク管理や習慣づけのツールとして使ってみて感触が良かったので、マークダウンのメモも一元化したかった
- デザインやUIが気に入った
- データの持ち方が応用が効いて良さそう
- 今後の拡張に期待が持てそう
マークダウンエディターとして求める要件
全文検索
両方可能。Notionの方が検索のUXがIDEっぽくて良い
ノートの一覧
それぞれ違いはあるが両方可能
ノートへのタグの付与
Bear:可能。タグを階層化することもでき、サイドバーでタグごとに一覧できる。
Notion:複数のやり方がある(後述)
ライブプレビュー
両方可能。個人的に必須
お気に入り機能
両方可能。
インポート方法
移行にあたって既存資産(メモ)をインポートしたいので、Pythonツール(内部的にはmd2notion等を使用)を作ってインポートした。
https://github.com/nemupm/bear-to-notion
Notionでどのようにデータを持つかが問題で、以下の3つの方法を考えた。
- 全て Page block として追加。タグで階層化。
- 一覧性が良くない。各ノートへのアクセスが面倒
- タグは Page block として階層的に作成して、タグ配下のノートは Database block の行として追加
- タグに関する機能の感触は Bear と一番近い
- タグごとであれば一覧性は良いが、全体としては一覧性が良くない
- 1つの Database block に全てのノートを追加
- 一覧性が高い
- タグの階層的な管理は若干失われる。また、タグによる検索は Quick Find からはできない。サイドバーからタグにはアクセスできない
最初はタグの階層化にこだわって2つ目の方法を考えた(実際に実装もして試してみた)が、あまり重要度は高くないと思い直したのと、3つ目の方法が一番 Notion の思想にマッチしてそう(複数のデータをデータベースで管理して、一覧の仕方はViewで管理)だと感じたので3つ目を採用した。
感想
- 自由度の高さ(Viewの自由度や、任意のページの配下に気軽に新しいページやデータベースを作れるなど)は気に入ってる。また、マークダウンは関係ないが Habit Tracker テンプレートは気に入っている
- 全てのノートが特定のURLに紐付いていて、一歩間違えれば公開されるのは気に入っていない
- なのでプライベート性が高いノートなどは Notion に移していない
- 画像をアップロードするとパブリックアクセス可能なのも気に入っていない
- とは言え特に困ってはないので総じて満足している